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▼ゲーツ復帰 【ユーロF3/2005,10.20

  今週末にホッケンハイム行われるユーロF3最終戦に、マクシミリアン・ゲーツがASMか
  ら出場します。レギュラーのエイドリアン・スーティルが同日にエストリルで開催され
  るA1GPに出場する事から、その代役として選ばれたものです。
  ゲーツはドイツFBMWでチャンピオンを獲得後、昨年からユーロF3に参戦。今期はHBR
  から序盤戦に出場するも、資金難で活動休止を余儀なくされていました。
  ASMは来月のマカオGPで、ハミルトンのチームメイトに現在ミュッケ・モータースポー
  ツに所属するベッテルを起用。そのまま来期も同シートでフル参戦するものと見られて
  います。
  ハミルトンはマカオを最後に離脱。またスーティルはこの最終戦とマカオGPが共に同日
  開催のA1GPを優先させている所からも、F3に残る意思は薄いと思われます。ゲーツの
  最終戦の走り如何によっては、来期のシートも見えてくるのではないでしょうか。

  その他では、ミッドランドの2台目に実に今期6人目となるドライバーを起用。英F3の
  ナショナルクラスで活躍したベン・クルカスがドライブします。しかしミッドランドの
  今期の2台目の扱いについては大きな疑問符を付けざるを得ず、いかなフルイド・モー
  タースポーツを表彰台に導いたクルカスと言えども、活躍は難しいでしょう。
  また8月のニュル戦にスポット参戦したジュリア・クーンが再び登場します。


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▼中国F3誕生? 【中国F3/2005,10.20

  アジア・レ−シング・レクノロジーズ(ART)という組織が、中国でのモータースポー
  ツの基盤造りに乗り出します。
  中国内には現在Fルノー選手権が存在しますが、レーシングスキルでもエンジニアリング
  でも国際的な競争力を得るには至っていません。そこで欧州のモータースポーツ界の実
  力者たちが中国の資金を得て、技術的なバックアップを行おうというのがARTです。
  その主要メンバーはジャンパオロ・ダラーラ、ジャンクロ−ド・ミジョー、ブル−ノ・
  エンゲルリッヒ、ルカ・ビリンデッリの4名。
  ARTは、上海サーキットに中国の若手エンジニアを育てるトレーニングセンターと、若手
  ドライバーを発掘するレーシングスクールを近日中に設立。更に5年以内に中国でのF3
  選手権を開催するとしています。


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▼SROとMSVが和解 【イギリスF3/2005,10.20

  ステファン・ラテル率いるSRO(Stephane Ratel Organisation)とジョナサン・パーマー
  率いるMSV(MotorSport Vision)が1年間の断絶を経て和解。来期はイギリスF3にブラ
  ンズハッチ、スネッタートン、オールトンパーク戦が復帰します。
  上記3つのサーキットのオーナーとなっているMSVが昨年末にSROとの折り合いが悪く
  なった事により、伝統のイベントがカレンダーから脱落。代わって英F3は同じSROが
  主催するLMES(ルマン・エンデュランス・シリーズ)の前座に組み込まれてモンツァ、
  ニュルブルクリンクに進出して国際シリーズとなったのが今期。
  しかし再び英国内のレースが増える事により、伊独遠征は今年だけで終わる可能性が高
  いという状況です。来期の海外遠征(英国は島国です)はFIA-GTの前座のスパ戦だけに
  留まりそうです。
  またブランズハッチ戦は、A1GPとの併催となる事が言われています。
  興味深いところでは伝統の市街地レース、ポーGPがユーロF3から英F3に鞍替えするかも
  しれないという噂があり、英F3側は開催にかなりの自信を持っているようです。
  来期の正式なカレンダーは改めて後日発表される予定。


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▼デュラン、チャンピオン獲得  【イギリスF3/2005,10.20

  イギリスF3が9日、シルバーストンで最終戦を迎えました。
  今回はパレンテが同日開催のA1GPに出場する為に欠場。既にGP2のテストにも参加して
  おり、またマカオGPにも出場しない事からF3からは完全に卒業となりました。
  天候は晴れながら、前夜の雨で所々ダンプ状態というコンディションです。
  今回の新顔として、フォーテックが自チームのFルノー部門に所属するオランダ人、イェ
  ルマ−・ブールマンを3台目に起用。暫く参戦休止していたナショナルクラスのパフォー
  マンス・レーシングが、今期イギリスFルノーで総合2位となった英国人のジェ−ムズ・
  ジェイクスを擁して復帰。更に公言通りベン・クルカスとフルイド・モータースポーツ
  も何とか資金を用意して復活しています。

  そんな中、レースはチームメイトのキンボールが完勝。第1レースでは残り3周の時点で
  チェン・ロ−・メンの単独スピンによりセイフティカーが入り、超スプリントでゴール
  となりましたが、そのリスタートも完璧に決めています。後続は最初のスタートで多勢
  が決まってしまい、ダッシュに失敗したコンウェイは最後まで遅れを取り戻せませんで
  した。また新顔のブールマンは予選、決勝ともに全くいい所なくリタイアに終わってい
  ます。
  ナショナルクラスではタイトルを争うマワーが3位フィニッシュとなったものの、デュラ
  ンも4位で続きました。デュランはスタートミスで後方に沈んだものの、ファステストを
  叩き出しながら追い上げ、マワーに僅かなポイント差しか与えませんでした。
  その結果最終レースを待たずしてデュランが2005年のクラスチャンピオンを獲得。メキ
  シコ人としては初めてメジャーF3選手権を制した選手となります。

  第2レースでもキンボールがF3のラップレコードを叩き出す快走でポールtoウィン。
  後半戦で本物になりつつあるセナも、この日のキンボールには全く歯が立ちませんでし
  た。3位争いが最も白熱し、スタートで3番手に上がったクラークが後続の追撃を受ける
  形でバトルが展開。最終的にこれをアスマーが制しました。
  ナショナルクラスでは、ここでも好調のクルカスがPPからスタート。9周目までトップを
  守りましたが、デュランがこれを攻略して優勝しています。クルカスは2位。
  後方では1周目でアンナラに追突されたマワーがその場でレースを終え、逃げ場を失った
  ジェイクスも宙を舞ってリタイアと散々なスポット参戦となっています。

□□ 【シルバーストン/10月9日/第1レース】
1 チャ−リ−・キンボール(カーリン) 25'52"730
2 ダニロ・ディラーニ(P1)
+0.443
3 ダニエル・クラーク(RRR)
+0.964
4 マルコ・アスマー(ハイテック)
+2.062
5 マイク・コンウェイ(フォーテック)
+3.280
10 チャ−リ−・ホーリングス(プロマテクメ)
+6.395
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【シルバーストン/10月9日/第2レース】
1 チャ−リ−・キンボール(カーリン) 22'58"217
2 ブル−ノ・セナ(RRR)
+6.959
3 マルコ・アスマー(ハイテック)
+11.275
4 マイク・コンウェイ(フォーテック)
+11.827
5 ダニエル・クラーク(RRR)
+12.764
12 サルバド−ル・デュラン(P1)
+35.474
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▼英国選手権決着 【イギリスFルノー、Fフォード/2005,10.3

  【イギリスFルノー】
  2日にブランズハッチで行われた最終戦は、ポイントリーダーでベテランのジャービス
  (21歳/マノー)が逃げ切るか、未勝利のジェイクス(18歳/アカ)が大逆転を決
  めるかの直接対決となりました。しかし彼らを差し置いて2レースで勝ったのはタイト
  ル圏外のイェルマ−・ブールマン(オランダ/フォーテック)とセバスチャン・ホーヘ
  ンサル(スウェーデン/フォーテック)でした。
  ランキングトップ2はジャービスが10/3位、ジェイクスが11/4位と少々情けないレー
  ス展開ではありますが、ジャービスがチャンピオンを獲得。マノー・モータースポーツ
  にとっては2003年のハミルトン以来2年振りのタイトルとなりました。
  ジェイクスは最終レースをPPからスタートしたものの、結局勝利を手にするには至り
  ませんでした。しかしFルノー未勝利ながらF3で活躍したウィル・ダビソンのような
  例もあり、ジェイクス自身はそれなりに高いレベルにいると言えるでしょう。
  選手権が終わっても両者の戦いは続きます。次はマクラ−レン・オ−トスポ−ツ・ア
  ワード獲得に向けたオーディションが二人を待っています。

  【イギリスFフォード】
  最終戦シルバーストンを残して9月最後の週末に行われたスネッタートンで、ベテラン
  のチャ−リ−・ドネリーが悲願のチャンピオンを獲得しました。
  今期はミゲールのワークスを駆るドネリー、タッピーのコンビとバンディーメンのワー
  クスのディアゴスティーノの3人の争いになりました。この中で最も勝ち星が少ない
  ドネリーが、ベテランらしい安定した走りでポイント積み重ねた結果です。
  名前が示す通り、元F1ドライバーのマ−ティン・ドネリーの息子であるチャーリー。
  今後どういう道に進むのかまだ分かりませんが、とりあえずFフォードのチャンピオン
  に与えられるWTCCのフォ−ド・フォーカス(ツーリングカー)のテストドライブに
  挑む事になります。

  またタイトルこそ逃しましたが、ドネリーのチームメイトのタッピーがシーズン後半に
  見せる速さは特筆もので、今のところ総合2位の彼が最多優勝者となっています。
  今まで二流どころに甘んじてきていたミゲール・シャシーが今年は大躍進を遂げた
  ようで、それが飛躍の一因なのは間違いありません。彼もこの後、オートスポーツ・ア
  ワード獲得に挑む事になります。
  前半戦を圧倒したディアゴスティーノはシーズン半ばから失速し、勝てないまま総合3
  位に転落。ジャムン・レーシングの2人に何とか喰らい付いてはいますが、1台きりの
  新型バンディーメンが足を引っ張る形となりました。

  なおこのスネッタートン戦で16歳のスウェーデン人、ダニエル・ルースが英Fフォード
  にデビュー。第2レースでタッピーに次ぐ2位でフィニッシュしました。
  スカンジナビアFフォードのポイントリーダーで(昨年のチャンプは英F3のユホ・アン
  ナラ)、今回は自前のプライベートチームと2002年型バンディーメンというパッケー
  ジ。今後が楽しみな若手です。


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▼マケラ帰郷する 【フィンランドF3/2005,10.3

  2004年の英Fフォードのチャンピオンであるバレ・マケラ(フィンランド)が、9月
  頭にアウベニスト・サーキットで行われたフィンランドF3最終戦に参戦しています。
  マケラは英F3参戦を目指すも叶わず、今期はWTCCにプライベーターのセアトで数戦
  に出場するという冷や飯喰らい生活。資金難なのは今期を通じて結局解消されなかっ
  たようです。
  今期のフィンランドF3は2001年のチャンピオンのヤリ・コイビストがランキング首
  位を堅持。他には2年前から出場しているアルト・タイミやテッポ・スヴァントといっ
  たあまり代わり映えしない面子が揃っています。それらを相手にマケラは圧勝。レース
  中のベストラップが2位より1秒以上速いという状態でした。
  能力的には非常にいいものを持っているマケラ。このまま腐ってしまうのでしょうか?
  http://www.racingimages.fi


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▼育成プログラムの記事 【お知らせ/2005,10.3

  10月1日発売のレーシングオン11月号に、Young Drivers Programと題したF1関連の
  若手育成プログラムについての特集が組まれています。
  今までにない規模で関係者のインタビューや解説が盛り込まれています。


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▼ケーン初優勝  【イギリスF3/2005,10.3

  第10ラウンドは海を渡りアイルランドへ。ダブリン近郊のツイスティなテクニカル
  サーキット、モンデロパークで開催されました。
  両予選でPPを獲得したのはローラ/プロマテクメのスティ−ブン・ケーン。冬期テス
  トから時折見せていたローラのハイダウンフォース・サーキットでの高パフォーマンス
  を、ここでも存分に発揮する結果となっています。
  なおブリッジマンがレース前にプライベートのサーフィン中に負傷し、今回のレース
  を欠場。ハイテックは代役を立てず1台での出場となっています。

  第1レースはケーンの加速が鈍く、パレンテにパスされ呆気なく2位にドロップ。
  視界が開けたパレンテはそのまま独走。途中ナショナル・クラスのアクシデントによ
  りセイフティカーが導入されますが、リスタートも無難に決めてチャンピオン獲得後
  にまた新たな一勝を追加しました。
  2位に後退したケーンはその後もペースが上がらず、コンウェイが背後にピタリと張り
  付く展開。そして3周目のターン7Bでコースアウト。これで更に3位までポジションを
  落とし、最後はキンボールとディラーニに追い上げられながらも何とか表彰台の一角
  を確保しました。
  依然タイトル争いが続いているナショナルクラスは、トップを走るローラ童夢のホー
  リングスにポイントリーダーのデュランが1コーナーで追突してリタイアするという
  波乱の展開に。これでトップに立ったのはアラン・ドッキング・レーシングのケンナー
  ドでしたが、彼もハンドリング・トラブルを抱えたままペースが上がらず、ファイナル
  ラップでマワーがこれをパスして優勝。ポイント差を一気に縮める結果となりました。

  第2レースはケーンが完璧なポールtoウィンを達成。チャンピオンシップ・クラスでは
  自身初、チームとしては今期初の優勝となりました。またローラとしてはやっと3勝目
  を挙げ、これで今期参戦したローラ系の4台全て(ディラーニ、ケーン、ホーリングス
  、クルカス)が優勝を手にする事となりました。
  その後方ではパレンテが1コーナーの突っ込みでディラーニに接触するイージーミスを
  犯し、緊急ピットインして後退。更にその後、エンジントラブルによりリタイアとなり
  ます。
  ナショナルクラスは先のレースで惜しくも2位に終わったケンナードが優勝。こちらは
  自身のF3初優勝となりました。タイトル争いはデュランが序盤にコースアウトしなが
  らも3位フィニッシュ。対するマワーがリタイアだった為、その差は22ポイント。
  早ければ次回の最終戦の第1レースでタイトルが決まります。

□□ 【モンデロパーク/9月18日/第1レース】
1 アルヴァロ・パレンテ(カーリン) 30'29"358
2 マイク・コンウェイ(フォーテック)
+3.072
3 スティ−ブン・ケーン(プロマテクメ)
+9.419
4 チャ−リ−・キンボール(カーリン)
+11.328
5 ダニロ・ディラーニ(P1)
+12.791
12 バ−トン・マワー(Tスポーツ)
+41.606
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【モンデロパーク/9月18日/第2レース】
1 スティ−ブン・ケーン(プロマテクメ) 31'22"660
2 ライアン・ルイス(Tスポーツ)
+11.055
3 チャ−リ−・キンボール(カーリン)
+11.487
4 ジェ−ムズ・ウォーカー(フォーテック)
+13.285
5 マイク・コンウェイ(フォーテック)
+13.515
7 ジョナサン・ケンナード(ドッキング)
+29.759
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