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▼カッスルクームの苦境  【イギリスF3/2005,2.23

  1950年からの長い歴史を持つクラシック・サーキット、カッスルク−ム・サーキットでの
  F3/GTツアーの開催が今年で最後となる可能性が出てきました。
  原因は同サーキットの所在地、コッツウォルズ地方のノ−ス・ウィルトシャーがF3/GT
  ツアー開催中の騒音被害を問題視している為です。周辺環境に配慮し、同イベントを開催
  しないようにするというのが行政側の動きです。

  これに対してサーキット側は猛然と反発しており、F3/GTツアーの走行時間は年間のサー
  キット使用時間の僅か4.36%にすぎない事。同ツアーには1万人の観客動員数がある国際
  格式のスポーツイベントである事などを挙げています。
  またカッスルク−ム・サーキットではこれ以外のメジャーイベントが開催される事はなく、
  最大の収入源を断たれるような事があれば正に死活問題でしょう。

  筆者としても、ウィルトシャーの主張にはいささか強引すぎるものがあると感じており、
  また個人的に今まででベストと思えるサーキットとイベントであることから、カッスル
  クーム側の意見に全面的に同意する立場です。


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▼ローラ、P1とジョイント  【イギリスF3/2005,2.23

  P1モータースポーツがダニロ・ディラーニとの契約を発表。同時にローラのニューマシン
  を使用する事も判明しました。
  P1は昨年、アダム・キャロルとア−ネスト・ヴィソで6勝をマークして躍進。その勢いで
  GP2昇格を目論むも資金難で失敗し、昨年末から英F3に残留する旨を表明していました。
  同チームはスウィ−ニィ・レーシングを名乗っていた2003年序盤に、英国で初めてローラ
  童夢を使用した事があり、今回はその内のローラと復縁したという事になります。
  ディラーニは昨年の総合5位。オフにはカ−リン・モータースポーツ内でワールドシリーズ
  ・バイ・ルノーに昇格すると見られていましたが、F3残留を決めました。今年のイギリス
  F3のラインナップでは唯一の優勝経験者であり、実績的に見れば彼の圧勝劇に終わっても
  おかしくはありませんが、ニューマシンという不安材料がそう事を簡単には運ばせてくれ
  ないのではないでしょうか。

  なおローラを走らせると見られていたプロマテクメですが、まだその体制は分かりません。

  その他、ナショナルクラスの話では、ユホ・アンナラをアラン・ドッキングにさらわれて
  以来動きのなかったパフォ−マンス・レーシングが先日、シルバーストンでマックス・
  フォン・シドーというスウェーデン人をテストしています。同じ名前のかなり高齢の俳優
  が存在しますが、そのドライバーについては詳しい事は不明です。


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▼ニューマシンの動向3  【F3/2005,2.17

  【ミゲール】
  今期から新たにユーロF3に参戦するチ−ム・ホルツァーと、3年間のワークス契約を結びま
  した。今期は2台体制で参戦する予定で、1台目はト−マス・ホルツァーに決定。2人目はま
  だ未定です。
  チ−ム・ホルツァーはかつてDTMでオペルのワークスチームとして活動していた事があり、
  2002年を最後にDTMを撤退した後、ミドルフォーミュラに活動の場を移しています。
  昨年はオーナーの息子、トーマスと共にレカロドイツF3カップに参戦しており、総合5位
  の成績を残しています。そのトーマスは19歳のドイツ人。シリーズのレベルがユーロF3と
  比べて大きく劣るドイツF3からのステップアッパーと、実力が未知数のニューマシンの組み
  合わせはかなり厳しいシーズンを予想させますが、果たして?

  【ローラ】
  ニューマシン、B05/30が11日にシルバーストンでシェイクダウンを行いました。
  ステアリングを握ったのはダニ−・ワッツで、生憎のウェットコンディションの中、24周を
  トラブルフリーで走り、各種のシステムチェックを行いました。

  http://www.crash.net/uk/en/picture_view.asp?cid=11&pid=165118
  非常に面白い事に、昨年の秋に公開されたB05/30の物とされる風洞モデルがそれまでの
  ローラ童夢F106に酷似していたにも関わらず、今回出てきた実車はその面影が全くない
  完全なるローラ・オリジナルのマシンでした。
  大まかな印象では、特にフロントがFニッポン初期のレイナードを思わせるデザイン。サイド
  ポンツーンはダラーラF305より更に大型化しているように見えます。

  注目のユーザーですが、プロマテクメが有力候補ではあるもののまだ決まってはおらず、チー
  ムとドライバーは近日発表されるとのこと。来週からスラクストンで始まるFOTAの合同テス
  トで明らかになると思われます。
  シェイクダウンを担当したワッツは全日本F3に参戦する可能性大と思われてきましたが、先
  日のインギングでのテストではシートが決まらなかったようなので、一転して英F3残留とい
  う可能性もなくはないでしょう。


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▼RDD発表  【RDD/2005,2.11

  ルノーF1の若手育成プログラム、RDD(ルノ−・ドライバ−ズ・デベロップメント)の
  今年度の体制が正式発表されました。起用する選手と参戦カテゴリは、
  ヘイキ・コバライネン:ルノーF1テストドライバー/GP2(アーデン)
  ホセ・マリア・ロペス:GP2(DAMS)
  ルカ・ディ・グラッシ:ユーロF3(マノー)
  ロイク・デュバル:ユーロF3(シグネチャ)
  パスト−ル・マルドナード:ワ−ルドシリ−ズ・バイ・ルノー(DAMS)

  以上の5名となりました。新加入のマルドナードはベネズエラ出身。昨年のイタリアFルノー
  のチャンピオンで、トヨタの平手選手とタイトルを争った選手です。
  F3では昨年は英F3に出ていたディ・グラッシがユーロに転向。マノー・モータースポーツで
  ルノーの選手がメルセデス・エンジンを使用します。
  一方、落選したのがジェド・ファン・デル・ガルデとジェロ−ム・デ・アンブロシオの2名。
  ファン・デル・ガルデはデュバルより上の総合成績でしたが、残留できませんでした。


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▼ミッドランドF3参戦  【ユーロF3/2005,2.11

  先頃ジョ−ダン・グランプリを買収して発足したミッドランドF1ですが、さっそくジュニア
  チームを組織してユーロF3に参戦させたいとの意向を表明。
  先頃、同チームのマネージング・ディレクターに就任したコリン・コレス博士のF3チーム、
  チ−ム・コレスがミッドランドF3と名を変えてジュニアチームになります。
  また同じチ−ム・コレスのサテライトチームだったTMEレーシングもミッドランドF3に吸収
  され、3台体制となる模様。

  注目のドライバーは、昨年の国際F3000でルーキーながら活躍したアルゼンチンのエステバ
  ン・グェリエーリとドイツの若手パスカル・コヘムが決まっています。
  3人目はミッドランドF1のオーナー、アレックス・シュナイダーがロシア人の若手の起用を
  望んでおり、後日発表されます。また複数のロシア人の若手を支援する事も併せて表明して
  おり、FルノーかFBMWにもジュニアチームができるかもしれません。
  イクウィップメントはダラーラ/トヨタとなりますが、ここ数年のドイツF3、ユーロF3で
  結果を残していないエンジンだけに大きな不安要素と言えます。

  以下はEF3Gの憶測であり何も決まった事ではありませんが、ロシア人の若手と言えばミハ
  エル・アレシンという選手がいます。
  昨年のドイツFルノーで総合5位。更にFルノーの本場、イタリアFルノーで年末に行われた
  ウィンターシリーズではチャンピオンを獲得しており、F3に抜擢するには丁度良い人材で
  はなかろうかと思われます。


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▼若手選考テスト、終了  【F1/2005,2.6

  BARホンダによる若手育成プログラムの選考テストが、2月2日から4日に掛けてスペイン
  のバレンシアで行われました。昨年のヘレス・テストが天候不順でプログラムを充分に
  こなせなかった事から、当初予定の1月から若干遅れての実施でした。
  参加したのは前回と同じ、アラン・ファン・デル・メルヴェ(南アフリカ/03年イギリス
  F3チャンピオン)、アダム・キャロル(英国/04年イギリスF3総合2位)、ジェ−ムズ・
  ロシター(英国/04年イギリスF3総合3位)の3名。
  前期モデルである006を使用して、1人半日のセッションを2回づつ走るというもの。
  タイムはそれぞれ
  1:アダム・キャロル 1:12.558(3日目)
  2:ジェ−ムズ・ロシター 1:12.671(2日目)
  3:アラン・ファン・デル・メルヴェ 1:13.111(3日目)

  キャロルが最速タイムを記録していますが、ロシターの走行は2日目で終了しています。
  またファーストラン、セカンドランではプログラムがそれぞれ違うと思われ、ロシターの
  ファーストラン(1日目)のタイムをキャロルのファーストラン(2日目)が上回るという
  結果になっています。

  また、この育成プログラムを統括するジョック・クレアは、このデベロップメント・ドラ
  イバーをアンダーフォーミュラに参戦させる事をほのめかしており、恐らく今月中には
  正式な体制が決まるものと思われます。


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▼2005年エントリー  【ドイツFBMW/2005,2.6

  DTM/ユーロF3の前座として行われるこのカテゴリ、相変わらず盛況でエントリーは
  30台を超えています。
  今期の特徴がマルチカー体制で、トップチームであるミュッケ・モータースポーツと
  チ−ム・ロズベルグがそれぞれ5台ものマシンをエントリーさせます。

  その中でEF3Gの注目ドライバーは、まずチ−ム・ロズベルグのオランダ人、クリス・
  ファン・デル・ドリフト。昨シーズンの総合3位の選手です。
  また同チームのアメリカ人、ジョナサン・サマートンは昨年のアメリカFBMWで総合3位
  だったドライバー。彼らのチームメイト、フィンランド人のマルクス・ニーメラはカート
  で大活躍した期待の若手です。

  注目の2世ドライバー、ジョニ−・アマデウス・チェコットは自チーム(恐らくチェコッ
  ト・シニアの運営)を結成しての1カー体制で参戦します。


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▼今期カレンダー確定  【イギリスF3/2005,2.5

  既に2004年末に発表となっている英F3の年間スケジュールですが、第5ラウンドの
  スラクストン戦が5月28/29日に移動となる事で落ち着きました。
  もともとスラクストン戦の開催日程は6月11/12日でしたが、欧州のタバコ広告規制の
  発動が8月に前倒しになる事を受け、最後のマルボロ・マスターズの開催日が同週末に
  移動。
  それ故、スケジュールの重複を防ぐために英F3側が譲る形となりました。

  スラクストン戦から次のカッスルクーム戦まで一ヶ月の期間が空く事になりますが、
  今まで真夏の祭典と言われてきたマルボロ・マスターズがその間に入り、例年になく
  異常に早い開催となりました。


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▼ASMの体制発表  【ユーロF3/2005,2.5

  ユーロF3のディフェンディング・チャンピオン、ASM F3の参戦体制が決定しました。
  2005年度はルイス・ハミルトン(英国)とエイドリアン・スーティル(ドイツ)の
  2台体制となり、フランス人ドライバーが乗らない初めてのシーズンとなります。
  体制が縮小したのはARTグランプリとしてGP2にも参戦する為ですが、ドライバ−・
  ラインナップは非常に強力です。
  ハミルトンは昨年、マノ−・モータースポーツで1勝しており、国際F3でもその速さを
  存分に発揮。本人のポテンシャルと体制から見て、タイトル候補の最右翼なのは間違い
  ありません。
  スーティルは昨シーズンはコレスからF3デビューし、終盤にASMに移籍。ポールポジ
  ション2回の実績を持っており、今期のダークホース的存在になる可能性大。

  今期もメルセデス陣営の人材は充実しており、逆にカスタマーユーザーのみとなるオペル
  勢や無限、トヨタが対抗できるドライバーを起用できるのかがシーズンの鍵になってい
  くのではないでしょうか。

  ルイス・ハミルトン Prof.

  エイドリアン・スーティル Prof.


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▼ミュッケ、DTM進出  【DTM/2005,2.3

  今期、ミュッケ・モータースポーツがDTMに参戦する事が明らかになりました。
  使用するイクウィップメントは2004年モデルのメルセデスで、これまで参戦していた
  チーム・ロズベルグの跡を継ぐ形となります。
  エースドライバーはステファン・ミュッケで、彼は2001年でドイツF3を卒業して以来、
  既にDTMで3シーズンを過ごしています。またセカンド・ドライバーにはマルクス・ビ
  ンケルホックの名前が挙がっており、実現すれば2001年当時のドイツF3コンビという
  ことになります。

  ミュッケ・モータースポーツは98年に船出して以来、FBMWとF3に参戦しており、DTM
  への関わりはこれが初めてとなります。
  ただしミュッケはメルセデスがF3に初参戦した2002年からの最古参ユーザーであり、
  同社との繋がりが深いチームです。
  ミュッケ・モータースポーツは既にユーロF3の1台目にセバスチャン・ベッテルを起用す
  ることを発表しており、FBMWと併せて3カテゴリに同時参戦する事になりそうです。

  なおチ−ム・ロズベルグがDTMから撤退した理由は今のところ分かりません。

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