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▼ルーキーテスト 【F3/2006,10.28】
イギリスF3とユーロF3のトップチームが、新人をテストしています。
来期のシートに結びつくでしょうか?
まずイギリスFルノー総合4位のサム・バードが、カーリンとASMで相次いでテストを
行いました。マカオGPに向けてレギュラー陣が練習走行を行う中、クロフトでカーリ
ンのテストに参加しています。
その後、フランスのヴァル・ドゥ・ビエンヌに移動してASMでテストを行っています。
イギリス出身で19歳のバードは、イギリスF3チャンピオンのマイク・コンウェイと同
じく2MBマネージメントの傘下にあり、昨年のオートスポーツ・アワードのファイナ
リストにも選ばれるなど多くのコネクションを持ちます。
カーリンかASMかという贅沢な選択を迫られることになりそうです。
イギリスF3のチャンピオンチームであるライコネン・ロバートソン・レーシングは、
アッテ・ムストネンとマイケル・トリンブルをテスト。
ムストネンは18歳のフィンランド人で、Fルノー・ユーロカップとFルノーNEC(北
ヨーロッパ選手権。昨年までのドイツFルノー)に参戦中。昨年はドイツFルノーで1勝
していますが、今期はどちらのシリーズでも満足な結果を残せていません。
成績からすればF3は程遠いようにも思われますが、現在所属するのが決してトップチー
ムとは言えない体制ではあるので、あるいは化けるのかもしれません。
http://www.attemustonen.com
トリンブルはオーストラリアF3に参戦中のオージー。
今期のオーストラリアF3は英F3から転向してきたベン・クルカスが圧倒的な速さでチャ
ンピオンとなっており、その彼に全く歯が立たなかった地元勢の一人であるトリンブル
が、果たしてRRRに相応しい実力を持っているかというと??
他にカーリン・モータースポーツがFPA(フォーミュラ・パーマー・アウディ)に参戦
していたビクトール・ジェンセンとジョン・バーンズ(IRLにいる人物とは無関係)を
テストしていますが、これもRRRと同様、本気で起用するのかどうかは疑問があるライ
ンナップです。
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▼先行開発? 【FCJ/2006,10.28】
先日、タトゥースからFルノー用マシンのアップデートパーツを供給するとの発表が
ありました。ニューマシンに変わるのはまだ先ですが、その前にカウルなどを新しい
ものと取り替えるようです。
このアップデートパーツというのが、見た感じでは今期からFCJ(フォーミュラ・チャ
レンジ・ジャパン)で使われているマシンに装着されているチムニー付きの物と全く
同じであるように思われます。
深い意味はないのかも知れませんが、FCJがタトゥースのデータ取りの場として使わ
れていたのでしょうか?
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▼新シリーズ誕生 【IFM/2006,10.28】
GP3などの仮称が出ていた新たなシリーズ、インターナショナル・フォーミュラ・マ
スターズが来年から始まります。
ユーロF3000から分離したF3000マスターズというシリーズが、今期はWTCCの前座
として開催されていました。旧型のF3000マシンを使い、アマチュアレベルのドライ
バーが走るマイナーシリーズでしたが、それを刷新してWTCCの登竜門的な存在にし
ようというのが狙いであるようです。
シリーズのオペレートを、WTCCでアルファロメオを走らせているNテクノロジーが
行います。
シャシーはイタリアのタトゥースが開発。面白い事に近年流行りのF2クラスではなく、
F3規格に準じたワンメイクのマシンとなっています。今年のレーシングオン8月号の記
事で、タトゥース社F3進出について触れられていますが、別の形で実現した格好です。
ただし実質的には、新たな市場となる筈だったアジアFルノーV6の思惑が外れた為に、
それを補填するべく次の一手を打ったと言えるのではないでしょうか。
その所為か、F3規格と言いつつデザイン的には特徴のないF2型となっています。
ホンダS2000のエンジンをベースに、ハイニ・マーダーがチューンした直列4気筒の
エンジンを搭載。レーシングエンジンで初めてハイブリッドシステムを採用した、と
いうのが最大の特徴であるようです。(筆者の知識不足のため、詳しくは下記リンク
先を参照してください)
http://www.formulas2000.com
既にADMなど旧ユーロF3000で実績のあるチームが参戦を表明しており、エントラン
トは今期のF3000マスターズがそのまま残る形になりそうです。分裂した先のユーロ
F3000組が合流するかは分かりません。普通に考えれば、分裂したままでは不利益が
大きいように思われますが、イタリアのレース界が中心となったシリーズでの話なの
で、相変わらずゴタゴタ続きでまとまる気配は無さそうです。
| 【2007年、暫定カレンダー】 |
| 5月20日:バレンシア(スペイン) |
| 6月3日:ポー(フランス) |
| 6月17日:ブルノ(チェコ) |
| 7月8日:ポルト(ポルトガル) |
| 7月29日:イスタンブール(トルコ) |
| 9月2日:オッシャースレーベン(ドイツ) |
| 9月23日:ブランズハッチ(イギリス) |
| 10月7日:モンツァ(イタリア) |
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▼2007年、勝手にシート予想 【イギリスF3/2006,10.14】
根拠はあったり無かったりですが、あくまで筆者の予想なのであまり真に受けないで
ください。
注目はやはりチャンピオンチームの空きシート。RRR所属のコンウェイとセナはマカ
オGPを最後にGP2へ旅立つ可能性が極めて高いので、最低でも2つは空きが出ること
になります。今期イギリスFルノーに参戦中のバードはコンウェイと同じ2mbの傘下
なので、後釜になるかもという所で。
ブールマンが本当に移籍するかはともかく、もともと大陸側の人ですからユーロF3
参戦も考えられる所ですが、イギリスのスポーツカーメーカーのマーコスがスポン
サーを続ける限りは英国に留まるものと思われます。
チェン・チョンフーはマクラーレン子飼いの中国人で、今年はFルノーでそれなりに
結果も残しています。マノー所属なのでユーロF3と言いたいところですが、適応能力
に大きな疑問を感じるので、走り慣れた英国でステップアップではないかなと。
カーリン勢では、バックルドがステップアップを模索。エンゲルは資金面で先が見え
ないので、筆者としてはトムスに乗ると予想。
ジャービスはA1に乗るくらいで、F2クラス参戦の話は出てこないので残留。
ただメルセデスが支援すればジェイミー・グリーンのようにユーロF3転向の可能性も
あるかと思います。モラエスは南米F3出身で、今期何度かF304でゲスト参戦。その
際になかなかの速さを見せています。アンナラは根拠無し。
フォーテックは、パパが気紛れを起こさない限りはマンセル兄弟は確実。現在、子飼
いのホーヘンサルがイギリスFルノーのチャンピオンに王手を掛けているので、チーム
内での昇格の可能性は高いでしょう。
チェザリオはチーム自体が後半戦に掛けて成長している感があるので、来年に期待。
ヴァレリオはGP2のテストをしており、もし彼が抜けるなら、南米F3参戦中でチェ
ザリオ子飼いの女性ドライバーのフィゲイレドを呼び寄せるのではないでしょうか。
ナショナルクラスはさっぱり分かりませんが、今年のFフォードの上位ランカーの中
で、フルイド所属のナッシュがチーム内で昇格すると予想。
エイベスビックはそれなりにスポンサーを持っているので、北欧人コネクションで
パフォーマンスレーシングに来るかもしれないなと言っておきます。
井原選手の残留があるかどうかは分かりませんが、その他に日本人が参戦しそうな気
配は今回もありません。フルイド・モータースポーツでFフォードに参戦中の永瀬選
手は、現時点ではまだまだFFでの経験を積むことが先決でしょう。
| 【チャンピオンシップ・クラス】 |
| ライコネン・ロバートソン・レーシング |
| イェルマー・ブールマン、サム・バード、チェン・チョンフー |
| カーリン・モータースポーツ |
| オリバー・ジャービス、マリオ・モラエス、ユホ・アンナラ |
| フォーテック・モータースポーツ |
| セバスチャン・ホーヘンサル、レオ・マンセル、グレッグ・マンセル |
| ハイテック・レーシング |
| ジェームズ・ジェイクス、パトリック・ホーガン |
| チェザリオ・フォーミュラ |
| アルベルト・ヴァレリオ、ビア・フィゲイレド |
| Tスポーツ |
| ロドルフォ・ゴンザレス |
| アラン・ドッキング・レーシング |
| ? |
| プロマテクメ |
| ? |
| . |
| 【ナショナルクラス】 |
| Tスポーツ |
| ? |
| フルイド・モータースポーツ |
| ジェームズ・ナッシュ |
| パフォーマンス・レーシング |
| クリスチャン・エイベスビック |
| プロマテクメ |
| ? |
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▼コンウェイ、チャンピオンに 【イギリスF3/2006,10.14】
先日の10月1日、スラクストンにて今シーズンのイギリスF3は閉幕しました。
チャンピオンはその前週に開催されたシルバーストン戦でコンウェイが手にしていま
す。F3に慣れるまでの序盤でロスをしたルーキーのジャービスと、中盤から失速した
セナを引き離し、ポイントで大量リードを築いてのタイトル獲得でした。
今年から英国選手権に乗り込んできたメルセデスが、10年間続いた無限の連勝を参戦
初年度にして阻み、カーリンから分離したライコネン・ロバートソン・レーシングに
とってはわずか設立2年目にしての栄冠となりました。
年間最多優勝はコンウェイで8勝/22戦でした。
ポイントランキングで2位になったジャービスが2勝。総合3位に終わったセナが5勝
となっており、セナの勝利数とポイント差のアンバランスが目立ちます。
コンウェイが年間を通じて上位フィニッシュをくり返したのに対し、セナはポーを落
としたのとスネッタートンでの大クラッシュが尾を引いた格好になり、浮き沈みの激
しいシーズンとなりました。ただしセナの場合、四輪経験が僅か2年弱でこの結果を
得たことは考慮しても良いのではないかと思います。
オペルを完膚なきまでに叩きのめし、ユーロF3をワンメイク化させてしまったメルセ
デスが、イギリスF3も飲み込むのではないかと危惧されたシーズンでもありました。
しかし結果的には、迎え撃った無限ホンダも同等の力を持っていたと言えるのではな
いでしょうか。ワークスのカーリン勢は3人のドライバーで4勝という結果でしたが、
特にジャービスはRRR勢を正面から破るだけの速さを持っており、今後経験のあるド
ライバーが乗る事になれば、メルセデスを使いさえすれば勝てるなどという事もおい
それとは起きないでしょう。
3チーム10台(最多出場となった最終戦時)のメルセデス陣営の中ではRRRだけが頭
抜けており、上記のコンウェイとセナの他にも最終戦のみスポット参戦したダニー・
ワッツが1勝。ジェリーは未勝利に終わりましたが2位表彰台までは行っています。
フォーテックの新人発掘は今年も成功し、ブールマンが2勝して総合でも4位と健闘。
RRRとカーリン以外では唯一のウィナーでした。来年、一気に伸びる予感があるドラ
イバーであると言っておきます。
一方ハイテックはGP2を止めてF3に集中し、3台体制に拡張したにも関わらず二年連
続の未勝利に終わりました。ルーキーのジェイクスがそれなりに健闘しましたが、
ナショナルクラスでチャンピオンを獲得してステップアップしてきたデュランが鳴か
ず飛ばずで終わっています。
ナショナルクラスは強豪のP1が撤退したこともあり、ポイントではTスポーツのゴン
ザレスが他を圧倒しました。しかし少数派のローラ童夢に乗るモルガドが、終盤の8
レースで4勝。クラス3位のアンナラも3勝を挙げており、実際のレースでもこの二人
はシーズン終盤にかけて、ゴンザレスに迫る速さを見せるようになりました。
特に筆者はアンナラに注目。昨年はコース上に留まるだけで精一杯という惨状が見て
分かる程でしたが、それに比べると今年は自信を持って乗れている印象があり、格段
の進歩を感じました。
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▼更新再開 【お知らせ/2006,10.3】
先日筆者は8月末のイギリスF3ブランズハッチ戦と、翌週のユーロF3ザントフールト
戦に出掛けていました。それらの日程を消化して帰国する9月5日にロンドンで盗難に
遭い、カメラ本体やレンズなど所有する撮影機材の全てと、二週間で撮影したデジタ
ル写真約3000枚の内の99%を失いました。
牧歌的な空気を残しつつもエンジン競争が過熱するイギリスF3と、豊富なタレントと
プチF1さながらのチーム戦に突入しているユーロF3、更にシャシー競争百花りょう乱
のイギリスFフォード、強豪ひしめくドイツ・フォーミュラBMWの雰囲気などを本サイ
トでもお伝えできればと思っていたのですが、写真での報告ができなくなってしまった
のは本当に残念です。
現在はカメラ類が手元に何もない状態なので、写真撮影は無期限の休止中です。
またカメラの盗難との関係はありませんが、今までメインで使用していたパソコンの
ハードディスクが寿命により、正常な動作をしなくなりました。まだ完全に壊れたわけ
ではなく、現在も少しづつデータの救出作業を行っていますが、全てのデータを取り出
すことは不可能と思われます。
特に写真データは、バックアップを上記の盗難にあった機材の中の一つであるストレー
ジに入れてあった為に、共倒れという形でこれまで2年ほどの間に撮影したデジタル写
真の大半が消えてしまう事になりそうです。8月のFCJ富士戦、F4/FJ筑波戦の写真を
優先して救出中なので、これらはEF3G-Pにて掲載する事ができるかもしれません。
またこの事によって、メールアドレスが一部の方の物を除いて取り出せなくなりまし
た。デジタル以外のバックアップを取っていなかった私のミスです。
サイトやブログをお持ちで、そこにアドレスを載せている方やごく最近にメールを頂い
た方については既に控えを取ってありますが、それに該当しない方は、お手数ですが
お暇な時にでもご一報いただけると有り難いです。
しばらくサイトを更新する気力が萎えてしまっていたので、二ヶ月近い休眠状態となり
ました。F3も既にシーズンを終えてしまったシリーズもあり、今さらですが抜け落ち
た分の情報を追加すべく、更新して行きます。ご覧になっている皆さんには、気分屋
の筆者に再びおつき合いください。
文字だけではありますが、少しでも現場の雰囲気をお伝えしたいと思うので、ユーロ
F3ザントフールト戦のレポートについては書いていくつもりです。
また以前のブログを閉鎖したのち、内輪だけに公開するという形で細々やっていたブ
ログがあります。サイト休止中もいろいろ書いていたので、EF3Gの更新がない時は、
代わりと言ってはなんですがそちらも見てやってください。
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