.
... 開催時期 2003年〜2004年、2006年〜
開催数 年間10〜6ラウンド。全戦ダブルヘッダー
開催国 欧州8ヶ国 → 東南アジア4ヶ国
シャシー タトゥース(ワンメイク)
エンジン ルノー(ワンメイク)
タイヤ ミシュラン(ワンメイク)
ポイント 1位〜10位まで30-24-20-16-12-10-8-6-4-2
.
.
FルノーV6の歴史:
2002年秋、ルノー主催の準F3000規格のカテゴリが発足すると発表されました。
その名の通り、ルノーがV6エンジンを供給するワンメイクレースです。
正式名称を『フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ・V6』と言います。

ルノーは、Fルノー1600(Bクラス)→Fルノー→FルノーV6→ルノーF1、という
ステップアップの道を作り上げ、積極的に若手を発掘する方針を打ち立てました。
また露出の面でも整備され、FIA-GTとETCCとFルノー・ユーロカップが抱合せとなった
LGス−パ−レ−シング・ウィクエンドというツアーに組み込まれ、大手CS局のユーロ
スポーツによって欧州に生放送されました。

比較的安価で、かつコンペティティブなカテゴリを標榜しますが、初年度はマシン
の各パーツの強度不足やF3とラップタイムの差がない、といった構造的欠陥を露呈
する結果となりました。
当初は320馬力で運用する筈だったエンジンを開幕直前に380馬力まで引き上げ、
更にシャシーの信頼性確保の為に第2ラウンドを急遽キャンセルするなど、普通では
考えられない不備がありました。

それでも初年度と続く2004年は20台ほどのエントリーがありました。
しかしステップアップの本流であるF3の脇に位置するアウトサイダー的な立場に終始
し、いまいち盛り上がりに欠けたまま僅か2シーズンで終了。
2005年から実質的にワ−ルドシリ−ズ・バイ・ルノーに吸収される形となりました。

しかしどこにも使われる事なく残ったシャシーとエンジンにいくつかの団体が目を付け、
2004年末頃にはフランナム(カナダFルノー)がフランナムV6として再出発させよう
と目論んだり、2005年春頃には中南米を転戦するパン・アメリカンV6というシリーズ
の発足が計画されました。
ですがどちらもエントラントやスポンサーに見向きもされず、立ち消え。
ところが2006年に入り、東南アジアのレーシングツアーを主催するAFOS(アジアン・
フェスティバル・オブ・スピード)がこの機材を取得。フォーミュラV6アジア・バイ・
ルノーという名で開催される事になりました。

.

.
FルノーV6へのステップアップ:
ルノーはこのFルノーV6を、F3を度外視して入門フォーミュラであるFルノーの直上の
シリーズと位置付けており、前座レースであるFルノー・ユーロカップの上位10名に
無料でテストドライブができる権利を与えるなど、Fルノーに参戦したドライバーを優遇
する制度を作っていました。

もちろん他のシリーズからのステップアッパーを排除しているわけではありませんが、
このFルノーからステップアップするという考えは後継シリーズのワ−ルドシリ−ズ・
バイ・ルノーにも受け継がれています。

.

.
FルノーV6からのステップアップ:
チャンピオンにはルノーF1をテストするチャンスが与えられる事が、このシリーズの一つ
の目玉でした。
実際に2人のチャンピオンがテストを経験しています。しかしそのドライブで評価を得ら
れるかどうかはまた別の問題で、特にジョルジョ・モンディーニのキャリアにプラスと
なった形跡は現在のところありません。

主にドライバー個人のコネクションで国際F3000、GP2、インディカーへとステップアッ
プしていったドライバーも少数いますが、多くのドライバーはワ−ルドシリ−ズ・バイ・
ニッサン/ルノーへと流れるという、小さなステップアップに留まっています。

.

... Driver Team Machine
2006年 - - タトゥース・ルノー
2005年 未開催
2004年 ジョルジョ・モンディーニ ユ−ロ・インターナショナル タトゥース・ルノー
2003年 ホセ・マリア・ロペス DAMS タトゥース・ルノー
.