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■スイスF3の歴史:
1968年に始まって以降、対外的にはひっそりと開催され続けているF3。
スイスでは、1955年のルマン24時間での大事故以来、パーマネント・サーキット
を周回するレースが法律によって全面的に禁止されている為、スイスF3は世界でも
類を見ない特殊な競技形態を取っています。
それは、封鎖した公道を1台ずつ走行し、そのタイムで順位を競うというラリーの
ような物です。
それに加え、スラロームで行うジムカーナもシーズンに組み込まれています。
FRC(フォーミュラ・レーシングスポーツ・クラブ。実際はドイツ語表記)という
組織が主催しています。
62年からスポーツカーやツーリングカー、そしてフォーミュラカー(当初はF2マシ
ン)を使った上記のタイムアタック競技を始め、68年からF3マシンを使うクラスを
開設(途中2年のブランクあり)。
その形態のまま現在に至り、これを便宜上スイスF3と呼びます。
2002年から少し形態が変わり、スイス国外へも進出。ここで初めて、サーキット
でのレースが取り入れられました。
これによりスイスF3は、1シーズンでレース、ヒルクライム、ジムカーナと
三形態の競技をこなす、他に例を見ないモータースポーツとなっています。
(ただしどこでどう開催されるかは年々まちまち)
観客にとっても参加者にとっても”お祭り”という面が強く、ガードレールの内側で
親子連れが見守る中、スイスの林道を駆け抜けるF3マシンは絵になる光景です。
シーズン半ばに開催されるFRCフェスティバルというイベントでは、アマチュアに
よるフォーミュラカーの試乗会があったりで、何やら楽しそうな雰囲気です。
そんな感じですからステップアップ・カテゴリーとしての要素は無く、プロを目指す
若手が来る場所ではありません。
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